空間演出における背の高さの重要性

2023.09.06
お店、施設などの中で看板も含めたものの背の高さって皆様意識したことあるでしょうか?
効果的な演出を行うため、一般的な高さを認識することは大切だったりします。


◼︎家具 什器の高さって?
お客様は目的を持って中に入ります。
出入り口にまずはカウンター
お店だとレジが付いてますね。
高さを注目して什器市場を見てみると、70cm~90cm。
スーパーやコンビニ向けの方が90cmよりです。70cmだと立ちっぱなしで連続してレジうちが姿勢的にちょっとキツイみたいです。


続いて陳列棚のあるところ。
これは業種によって様々です。
たとえば、
アパレルのハンガーパイプ。
床から120cmくらいにすると、商品が80cm~100cmに収まるので、取り分け女性が見やすい高さになるとのこと。ただし、コートのシーズンだったり、子ども服だったりはもちろん変わってきます。
雑貨屋さんなどテーブルの上に平積みの陳列もありますが、カウンターと一緒で70cmくらいが、上から見るのに最適な高さ。段をつけるにしても、90cmまでで100cmを超えると女性は見えづらいので、斜めにしたり、壁にして吊るしたりといったアレンジ。ハンガーと一緒で垂直方向は120cmくらいが目に止まりやすいようです。

続いてはテーブルなどの家具。
このテーブルも数十社平均とると70cm
居酒屋さんとかのハイカウンターは110cmが多いです。
注目すべきはセットの椅子。
床から座る部分の高さは40cmが主流ですが、テーブルと座る部分の隙間が30cmってのが大事みたいです。座敷の目安も30cm。それ以上広いと何かしづらく、狭いと窮屈みたいです。

待合用のベンチ。ロビーチェア。
くつろぐ目的なら、さっきのテーブルセットの椅子より低く30cmくらいが良いですが、一時的で移動するのがほとんどなので、むしろ50cmくらいの高さで立ち上がりに負担のかからないのが、最近は主流。病院などの施設は多いようです。

屋内サインはというと
100cmから120cmあたりで使用されてるのが街を見ても多いです。
平均身長を160cmとすると、平均座高は85.6cm
椅子の座り面が40cmなので、
125.6cmがテーブルで座ってる時の目線の高さ。
そのあたりを基準に見てもらいたい情報を置くと目にとまりやすい高さになります。

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